7月米雇用統計、雇用者数はわずか7万3000人増──失業率は4.2%に上昇 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

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7月米雇用統計、雇用者数はわずか7万3000人増──失業率は4.2%に上昇

  • 7月の雇用者数は7万3000人増にとどまり、予想の11万人を下回った。
  • 力強い伸びを見せていた6月と5月の雇用者数は大幅に下方修正された。
  • このデータは、早ければ9月にもFRBが利下げを行うよう求める声を後押しする可能性が高い。

米労働統計局(BLS)が1日午前に発表した雇用統計によると、7月の非農業部門雇用者数は7万3000人増加した。6月の数値である1万4000人増加よりは高いが、この1万4000人は当初発表の14万7000人から大きく下方修正されている。エコノミスト予想では、7月の雇用者数は11万人増と見込まれていた。

失業率は4.2%に上昇した。予想は4.2%、6月は4.1%だった。

6月の雇用者数が大きく下方修正されたことに加え、当初発表された5月の雇用者数14万4000人増も1万9000人増へと修正された。

これらをあわせると、5月から7月までの雇用者数増加は、月平均で約3万5000人にとどまった。ブルームバーグ(Bloomberg)のマシュー・ボーズ(Matthew Boes)氏によると、これは2020年の新型コロナウイルスのパンデミック開始以来で最も低調な雇用ペースだ。

夜間に急落していたビットコイン(BTC)価格は、発表後数分で11万5800ドル(約1679万円、1ドル145円換算)まで小幅に上昇した。

債券や米ドルの反応ははるかに強いものとなった。10年債利回りは10ベーシスポイント低下し4.30%となり、米ドルはユーロや円に対して1%近く下落した。

FRBは今週、予想通りフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を4.25~4.50%に据え置いた。しかし、ジェローム・パウエル(Jerome Powell)議長は会合後の記者会見でタカ派的なメッセージを伝えた。FRBが9月の次回会合で利下げを行うとのコンセンサスが形成されつつあったが、そのコンセンサスに疑問を投げかけた。

CME FedWatchによれば、9月の利下げ確率はその後約40%まで低下し、わずか1カ月前の75%から大きく下がった。しかし、最新のデータ発表後の数分間で55%に上昇した。

1日午前の雇用統計発表は、パウエル議長の立場を弱める可能性が高い。同議長は、トランプ大統領が一貫して要求している利下げだけでなく、現在は少なくとも2名のFRB理事、クリス・ウォーラー(Chris Waller)氏とミシェル・ボウマン(Michelle Bowman)氏にも異議を唱えている。2人の理事は今週の会合で利下げに投票していた。

|翻訳・編集:林理南
|画像:Shutterstock
|原文:U.S. Added Just 73K Jobs in July, Unemployment Rate Rose to 4.2%

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